ファイアーエムブレム シャドウズ
価格: 無料
App Store評価:
4.5
(評価数: 4,190)
総合ランク: | 8374位 |
情報取得日: | 2025/10/08 |
カテゴリー: | ロールプレイング (ゲーム) |
バージョン: | 未表記 |
更新日: | 未表記 |
開発者: | Nintendo Co., Ltd. |
動作条件: | iPhone(iOS 18.0以降)、iPad(iPadOS 18.0以降)、頻繁、まれ、含む |
サイズ: | 315.7MB |
■ 概要
疑え。全員を。
3人の中の、誰かが裏切る。
ロールプレイング推理バトル、誕生。
【決着まで3分】
3人のプレイヤーの中には1人、裏切り者がいる。
限られた時間の中で裏切り者を見抜き、勝利をつかめ。
【戦いに備えろ】
装備、魔法は自由に組み替え可能。
生き残るのか、欺くのか。戦術は無限大。
【財宝を狙え】
戦って得た財宝は、他人と売買できる。
取引を極めたものが、この戦いを制す。
【2つの物語】
光と闇、2つの神がせめぎ合う世界。
光と闇、2つの視点で真実に迫れ。
※アプリのダウンロードは無料です。
※一部有料コンテンツがあります。
※プレイにはインターネット通信が必要であり、データ通信料がかかる場合があります。
■ マーケットレビュー
- FEでも人狼でもないけど良ゲー まず、ファイアーエムブレム×人狼という触れ込みで語られることもありますが、その2つとは別物です。
FEを題材にした、新規の正体隠匿ゲームと言った方が良いでしょう。
同じスマホゲーでもヒーローズのような過去作勢揃いお祭りゲーとは違います。
その上で完成度はかなり高いと思います。
(私はFEは携帯機でできる作品は全てやってる程度で、人狼は動画で見る程度の理解度です。)
最初に人狼との違い、次にFEとの違いを紹介しながらレビューを進めます。
まず人狼との違いについて、ゲームの流れを追いながら説明します。
本作の騙し合い要素は、「投票次第でバトルの有利不利が決まる」ものであり、人狼のように「投票次第で勝ち負けが決まる」ものではありません。
また、チャットやスタンプといった他プレイヤーとのコミュニケーション手段もありません。
この時点で議論と投票がメインである人狼とは大きく違い、あくまでもバトルがメインのコンテンツです。
本作のバトルは光側2人と闇側1人の合計3人でマッチングします。
また、バトルは昼フェイズと投票フェイズと夜フェイズの3つに分かれています。
まず昼フェイズではFEお馴染みのマス目マップにて、誰が闇側か分からないまま3人で協力してNPC(敵)軍と戦います。
昼フェイズのそれぞれの仕事は、大きく2つあります。
光側
?なるべく体力を残して敵軍を全滅させること
?本気で戦っていない闇側を見破ること
闇側
?闇側専用コマンドで妨害してプレイヤー達の体力をなるべく削ること
?投票されないように本気で戦っているフリをすること
昼フェイズの戦闘が終わったら、議論はないのですぐに闇側だと思う人への投票と結果発表が行われます。
光側は投票が正解なら復活権が2つ、間違いなら復活権が1つ貰えます。
この時、光側は昼に削られた体力が回復しません。もし昼に死んでいたら復活権を消費して復活します。
闇側には復活権付与はありませんが、ケモノ化してステータスが強化され、体力は昼にいくら削られていても全回復します。
その後の夜フェイズでは光側VS闇側の2対1で戦闘です。
光側は2人の手数と復活権を武器に、闇側はNPC達と強力な専用コマンドを武器にしてバトルを行い、そこで勝った方が最終的な勝者です。
推理も勝敗もあくまでバトルを介してしか決められないので、投票の比重はそこまで重くありません。
正体隠匿ゲームに不慣れな方でも気軽に始められると思います。
次にFEとの違いです。
従来FEの主要な操作である「進軍や攻撃の指揮」は全自動になっており、プレイヤーは指示を出せません。移動ルートも攻撃対象も選べません。
マルチプレイの全員が自動同時進行なのでシンキングタイムがなく、戦闘はかなりスピーディーです。
その代わり、プレイヤーは「魔法」と呼ばれるクールタイム付きのコマンド(マップ兵器)を使って戦場に干渉することになります。
リアルタイムで進行する戦場のマス目を指定して、敵にダメージを与えたり範囲回復をしたりマス移動させたりと様々な魔法で手助けをするのがプレイヤーの役目です。逆に言えばバトルマップ中はそれしかできません。
基本的に闇側専用の魔法は性能が高い代わりに、1人なので手数は半分になりますし、攻撃魔法は使用から発動までの間に2秒の予兆とタイムラグがあります。
光側は2人で連続して魔法を使ったり、闇魔法の予兆の間に後出しで魔法を使ったりして上手く対処していく……という非対称性バトルが展開します。
実際はこの魔法の慌ただしい応酬や読み合いが主なゲームプレイの内容なので、FEのようなじっくりしたシュミレーションの指揮を期待していると肩透かしを喰らうかもしれません。
客寄せ用に過去作からリンとディミトリが参戦してますが、それ以外のキャラは全部本作オリジナル、ストーリーもほぼオリジナルキャラで進行するので、もはや過去作キャラはゲスト出演でしかありません。
ですが、FEとは別物のカジュアルな正体隠匿ゲームとして見ると、プレイ時間の短さの割に読み合いの幅が広く、かなり密度の濃いプレイ体験と満足感が得られる良ゲーです。
難点としては、仕様説明が少ないのも相まって各種魔法の実際の挙動が分かりにくく、トレーニングルームのようなものもないので実戦で試して覚えるしかない点があります。
あと現時点では1キャラを使い続けるとマッチングしにくくなるそうですが、今そこまでやり込んでいる人はごく少数でしょうし今後の改善に期待です。
- 微妙だと思います FEシリーズが大好きで、新作がスマホアプリで出る!ということで気になったのがきっかけで始めました。キャラクターはそれぞれが魅力的で良いなとは思いますし、人狼ゲーム的なゲーム性もFEシリーズでは今までなかったと思うので、新鮮で面白いなと感じる部分はあります。しかしながら正直、評価としては微妙だと思います。
何故、微妙だなと感じた点はいくつかあります。
1つ目は、ストーリーを読み進めるためにバトルを繰り返ししなければならないことです。また、ストーリー上、光と闇2つのストーリーがあるため、ストーリー解放するためにバトルも光側・闇側と数をそれぞれたくさんこなす必要があります。私はFEシリーズが好きなので何とかモチベがありますが、FEシリーズ初見ですという方や気軽に始めたいと思っている方には不向きだなと思いました。
2つ目はキャラの育成及び強化に時間や労力がかかりすぎるということです。具体的に言うと、キャラクターを育成するためにダイヤみたいなものと各キャラクター専用の素材が必要になるのですが、キャラクター専用の素材のドロップ率が悪く、数も少ないので、キャラクターを育成したくてもなかなかできません。無課金で楽しみたいと思っている人に優しくないと思いました。
またキャラクター強化のために武器を購入するにはゴールドと呼ばれるゲーム内の通貨(無料)が必要になりますが、ゴールドのドロップ率や金額も渋すぎて、数をこなさなければ十分な育成ができません。
※ガチャ要素がないので、リセマラの必要がないのは良いなと思いました。
まだリリースされたばかりなので、今後改善されることを期待したいです。
- テーマ・音楽共に高クオリティ。しかし… ストーリー1章光闇共に全クリした感想。
まず3分でプレイできる推理バトル、と掲げるだけあり短時間で繰り返し遊べるゲーム性は高評価。
次に音楽。全体を通して世界観に合った音楽で、FEっぽさを感じる好みの音楽だ。
そしてバザールというプレイヤーが物に値段をつけ売りに出し、それを別プレイヤーが購入するといったシステムは面白い。
しかし、今後修正してほしい点もいくつかある。
それが?ストーリーの拡充 ?Lv上げ要素の見直し?フレンド機能の追加、の3つだ。
まず?についてだが、このゲーム1話あたりの時間が他ゲームに比べ短いにも関わらず、12話ほどで1章が終わり、現状その1章しか公開されていないのだ。ストーリーは面白いがここまで短いと2章が出る頃には内容を忘れてしまいそうだ。
次に?だが、このゲームキャラがLvを上げることでそのキャラの技のLvが他キャラにも反映されるという性質があり、Lv1のキャラがLv5の技を使うことができるのだ。
簡単に言うと、「上級者の初心者潰しが可能なゲーム」になっていると言える。私自身この場面にあった時、気を使って手を抜くことが何度かあった。
最後に?だが、推理バトルをしたりプレイ中連携が決まったりすると3分と言えど絆が生まれることが多々あるが、このゲーム、友達と一時的にゲームをすることはできるが、フレンド機能が無いのだ。
フレンド機能が追加されれば友人も誘いやすくなり、ユーザーが増加すると考えるため検討を願いたい。
感想は以上だが、ゲーム性やその他の点を鑑みても将来性のあるゲームだと考える。時間をかけて構わないので是非より良いゲームになっていくことを祈る。
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