MoriArashi (総合 3355位)
価格 : 無料
App Store 評価 :
3.9 (評価数 : 129)
カテゴリー | アクション (ゲーム) |
バージョン | 1.0.5 |
App Store 更新日 | 2022/07/10 |
開発者 | Azusa Oi |
対応機種 | iPhone(iOS 14.0以降)、iPod touch(iOS 14.0以降)、Apple Vision(visionOS 1.0以降) |
対応言語 | 日本語 英語 |
サイズ | 84.8MB |
情報取得日 | 2024/05/03 |
|
|
|
※画像をクリックすると拡大します。
概要
MoriArashi」 は、大量のキャラを同時に操作してゴールを目指す2D物理アクションゲームで
す。
プレイヤーキャラは個性的な仲間たちと協力しながら様々なギミックや敵をくぐり抜け、森の奥深くへ進んで行きます。
・シンプルな操作
画面の右側・左側をタッチするだけで、大量のプレイヤーキャラを同時に操作します。
・全オブジェクトを物理演算で制御
全てのオブジェクトは物理演算で制御され、互いに影響を与えます。弾同士が当たるとお互いに消滅し、レーザーが歯車に当たると歯車が回転し、プレイヤーキャラたちがボスの体を押してトゲに当てることもできます。
・個性的な仲間キャラたち
ステージの途中で 「バウンド力が高い」・「体が大きい」 などの特徴を持った仲間キャラと接触することで、プレイヤーキャラと一緒に操作することができるようになります。
・ボスバトル
一定ステージごとに、攻撃方法や倒し方の異なるボスたちとの激しいバトルステージが待ち受けます。
レビュー
- 難しすぎる… デザインがよく気軽に遊べるところは素敵ですが、
気持ち良く遊べるゲームかというとその辺はゲームバランスが難しすぎです…
目に見える実績はついつい達成したくなってしまうけど、運も絡むような状態で相当頑張らないと無理そうだったので諦めました…
それでも一面はクリアできてません。
全部の要素をクリアできてないので、モヤモヤしがちです。せめてステージ1くらいはある程度気持ちよさが欲しかったかなと思います。
- さて、傑作である。 かなり長くなるが、開発者への労いを込めて本作が傑作である理由を記す。
ちなみに、私もゲーム開発者です。
1.巧妙なゲーム構造
まず、タイトル画面の楽しさでいえば間違いなくゲーム史上最高傑作だ。マリオペイントを超えた。本編前のミニゲームという意味ではスーパーマリオ64に匹敵する。その最高のタイトル画面にいつでも戻れる親切設計。
横スクロールのステージ選択画面からゲーム本編に入ると縦スクロールになり、驚きと共に本編が始まる。
ひたすら上へ進むと、突然強制スクロールが止まる。緊張からの緩和が訪れた瞬間にクリアポイントが現れ、まんまと心の動きを誘導されてしまった心地よさと共にゲームクリアとなる。クリアポイントをよく見ると、光が“奥”へ吸い込まれている演出。お見事。
2.難易度の勇気
各ステージには特有のギミックが用意されている。まず初めにギミックの基本形が現れ、なるほどこういうステージね〜、なんてタカを括っていると、想像を絶する応用パズルが現れる。つまり各ステージにチュートリアルがある。
私は、ステージを重ねるたびにパズルの物量が増えていくだけの退屈なゲームに山ほど時間を費やしてきた。しかし本作は全ステージにユニークなパズルとその応用パズルが用意されていて、期待を裏切られることは決してない。古ぼけた感動が蘇った。98年にClockWerxというPCゲームを初めてプレイした時の感動が。
3.テーマの一貫性
本作は物理演算というテーマを非常に巧みに散りばめている。それは自キャラや障害物が物理演算で動くという点にとどまらない。
例えばリニアに動く強制スクロールは、重力で下方向に引っ張られる物理演算オブジェクトを引き立たせている。本編が終わった瞬間、獲得したジェムが風船のように上方向に浮き上がりながら弾けて、ボタンはフワフワと浮き、物理演算の働くオブジェクトが一切画面から消える。重力からの解放だ。
ステージ選択画面に戻ると、クリアしたステージからパキンと光が弾けて放物線を描いて落ちていくあたりも、演出が行き届いていて唸らされる。それと、重力に縛られず自由に飛び回る生き物としてステージ中に蝿が飛び回る演出。悪趣味でニヤついてしまう。
4.気になってしまった点
ここまでクオリティの高い作品を無料でプレイさせていただいている立場で「気になる点」もなにもないが…
正直なところ敵のデザインはいちいち見覚えがあり(それもかなり有名どころ)、オリジナリティがあるとは言い難い。まぁ興味がないのだと思う。しかし、これまで述べてきた長所に目が眩み、デザインの凡庸さは気にならない。本作はシステムで魅せるゲームなので、例えばBlasphemousのようなデザイン面の独自性は必須ではない。
また、ステージクリア画面の右上に押せないポーズボタンが表示されたままになっている点は単純に良くないので修正が必要と思う。
5.総評
近年プレイしたiOS ゲームのなかで頭抜けて素晴らしい作品。埋もれるのはあまりに惜しい。
本作をプレイして面白いと思った方は、少し面倒でも是非レビューを投稿してほしい。
ゲーム開発者というのは基本的にゲームを作る以外のことをしていないので、「面白かった」という言葉が異常なほど心に沁みるのです。
NADARE Gamesさん、これすっっげえ面白かったよ!
- THE 王道の良ゲー 良い点
・バラエティに富んだ仕掛けが次々出てくる
飽きさせない作り
・難しいけど長過ぎず、苦痛を感じさせない
さっぱり爽やかなステージ構成
・目立ったバグや不具合がなく、
ユーザーフレンドリーで遊びやすい
操作性、慣性等は賛否あるかも
悪い点
・新ワールド解放のノルマがキツく
少しテンポが悪い
・iPhone自体の仕様で画面端を長押しすると
ゲームが停止する ちょくちょく起こる
・わちゃわちゃしていて何が起こっているのか
理解が追いつかないことがある
まとめ
これぞ王道 って感じで非常に綺麗にまとまった良いゲームだと思いました
これから遊ぶ方はクリア後の広告は全て見ることをお勧めします
一覧に戻る ※タイトルロゴをクリックしても戻れます。