文系の文献整理 (総合 33779位)
価格 : 無料
App Store 評価 :
3.6 (評価数 : 7)
カテゴリー | 教育/学習 (アプリケーション) |
バージョン | 3.1.0 |
App Store 更新日 | 2024/10/26 |
開発者 | Yuichiro Momosaki |
対応機種 | iPhone(iOS 11.0以降)、iPad(iPadOS 11.0以降)、iPod touch(iOS 11.0以降)、Mac(macOS 11.0以降とApple M1以降のチップを搭載したMac)、Apple Vision(visionOS 1.0以降) |
対応言語 | 日本語 英語 |
サイズ | 25.8MB |
情報取得日 | 2024/11/28 |
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概要
このアプリでできること(特長)
■「アイテム」を「場所」で管理
・このアプリは、「場所」「アイテム」という2つの情報を、関連づけたバーコード/QRコードや手書き文字認識によって、スマホのカメラで管理します。
・登録・更新・検索などを最小の手間で行えるので、作業の負担感が限りなくゼロに近づきます。
・「場所」には、何でも自由に登録できます。物理的な場所である必要もありません(「自宅の本棚A」「箱B」「書斎の机の右の引き出し2段目」「寝室のクローゼット(右)」「○○さんに貸した」「入手すべき論文」「要調査」など)。
・「アイテム」にも、何でも自由に登録できます。作者の製作動機のため、書籍と学術論文を扱う前提で作られていますが、文字で表せるモノ・情報なら何でも扱えます(「白い冬物のコート」「2019年度の確定申告書類の控え」「非常時用乾パン」「○○の写本の××の文字を確認する」など)。
■登録->移動->検索、ときどき管理
使い方の大まかな流れは、
1.「場所」を登録する
2.「アイテム」を登録し、バー(QR)コードと関連づける
3.現物を移動させるついでに、スマホのカメラでバー(QR)コードを読み取って「アイテム」の「場所」を更新する
4.探す時は「アイテム」の名前から「場所」を検索する
5.すぐに見つかる!
だけです。あとは、必要に応じて「場所」と「アイテム」の属性(名前・並び順など)を管理できます。
■バーコードやQRコードと連携
・「場所」も「アイテム」も、バーコードやQRコード(以下、合わせてコードとも呼びます)と関連づけられます。
・関連づけさえ済んでしまえば、アイテムの移動は、
-場所のコードをカメラで読み取る
-アイテムのコードをカメラで読み取る
だけで終わりです。その間、1~3秒ほどです。
・バー(QR)コードの読み取りは、カメラが視界にコードを捉えれば、自動的に読み取りを完了してくれます。シャッターを切る手間さえ不要です。つまり、読み取り機能を起動したら、次々とバー(QR)コードにカメラを向けてゆくだけです。
・バー(QR)コードがないアイテム(論文など)でも、コードを自分で用意すれば、論文と関連づけて管理できます(このアプリでのコードの使い道は、ほかのものと区別するためだけなので、ほかと重ならない文字列・数値のコードなら、中身は何でも構いません)。
・簡単にバー(QR)コードを自分で用意する方法は、ヘルプ(またはサポートURL)で解説します。一度だけ手間をかければ、ほとんど後は手間が不要です。
■書誌情報はネットから自動で取得
・書籍や論文の書誌データ(著者名・論文名・発表媒体名・号数・発行年月など)を手作業で入力する必要性を、最小限におさえました。
・それを実現するために、国立情報学研究所がWeb上で無料提供しているCiNii/CiNiiBooksの検索機能を活用します。
・書籍は、バーコード(カバーの背表紙側の、2つあるバーコードのうち上の方。978か979で始まる)からISBNを読み取れば、全自動で書誌データを取ってきて、自動入力が完了します。その間、ユーザーは何もする必要はありません。
・論文は、キーワード検索(複数キーワードでAND検索に対応)でCiNiiの論文データを特定し、目的のものを1タップするだけで自動入力が完了します。
この論文への対応こそ、類似アプリにはなかった、文系の研究に必須の機能です。
・書籍の場合も、同じように手動で検索して登録できます。
・検索では、複数キーワードによるAND検索が可能です。 たとえば、「長崎円喜 日本史研究」「平安京 吉川弘文館」「思文閣 空間構造」などと指定して検索すると、絞り込みが容易です。
・〝書籍の中の1つの章〟という扱いになっている論文でも、可能な限り、目次情報を取ってきますので、目的の章を1タップするだけで、論文としての扱いで自動入力が完了します。
■自在にバー(QR)コードと関連づけ
・本をバーコード/QRコードと関連づけるだけなら、類似アプリでも珍しくありません。このアプリでは、場所もバーコード/QRコードと関連づけられます。
・たとえば、本棚に貼りつけたQRコードにカメラをかざし、次に、その本棚に入れる本のバーコードにカメラをかざせば、それだけで「本の所属情報の変更」は完了です。
・場所やアイテムと関連づけたバーコード/QRコードは、自由に編集可能です。いつでも何度でも、切り離したり、別の場所・アイテムと関連づけ直したりできます。
■最終手段は手書き文字認識
・バーコード/QRコードが用意できない時のために、手書き文字認識の機能も用意しました。
・新しい論文をコピーして入手した時、余白に何桁かの数字(ほかと重ならないもの)を書き込めば、このアプリで管理できるようになります(ただし、この機能は補足的なものなので、バーコード/QRコードでの運用を強くお勧めします)。
■一覧やキーワード検索で素早く探す
・登録したアイテムは、〈特定の場所のアイテム〉だけ一覧することも、〈すべてのアイテムからキーワードで絞り込んだ結果を、場所ごとに仕分けして一覧することもできます。
・場所も検索できます。
・どの場合でも、キーワード検索で絞り込みが可能です。
・アイテムの検索では、複数キーワードによるAND検索とOR検索が可能です。
・場所の検索では、複数キーワードによるAND検索が可能です。
■自在にデータをバックアップ・復元
・登録した場所やアイテムのデータは、外部ファイルに書き出して簡単にバックアップ・復元できます。これにより、万一のデータ破損・紛失(特にありがちなのはスマホの破損・紛失)にも安心して備えられます。
・iCloud上で同期されるiPhoneのドキュメントフォルダへの保存・読み込みや、外部サービスであるDropbox/GoogleDriveなどへの保存も可能です。
レビュー
- 便利だが要改善点あり 管理し切れないほどの蔵書量はないので、欲しい本・所持している本、コピーしたい論文・コピー済の論文とに場所を分けて、備忘として使っています。
CiNiiとの連携はとても便利です。
しかし、iPhone 8を使用していますが、アイテムの左スワイプがほとんど上手くいきません。成功率としては10%ほどです。
また、アプリ起動中にステータスバーが表示されません。
これらの挙動を調整していただければいよいよ実用的になりますが、現時点ではストレス要因です。
最後に、iPhone・iPad間のデータ同期がシームレスになれば最高です。
ご検討、よろしくお願いいたします。
2020/06/12加筆
タップでのアイテム移動コマンド等の出現を確認しました。迅速なご対応、感謝いたします。
さらに使っていて思ったことですが、複数アイテムの選択、および一括した場所移動ができると便利です。
- デベロッパの回答 、 ダウンロードありがとうございます。近日中にバージョンアップして、この問題を改善します。開発者の手元の実機テストでは、iPhone8でも問題なく左スワイプが可能でしたが、このアプリに利用したスワイプ機能にはコツが必要なようで、素早くスワイプするとうまくゆくことが多いようです。このスワイプ動作の感度自体を調整するのは難しそうなので、さしあたり、場所やアイテムをタップして現れるメニューでも、「上下移動」「名前の変更」「場所の変更」「削除」などの、左スワイプメニューから行うアクションを行うボタンが表示されるように改良します。その改良はほぼ済みましたので、AppStoreでの審査を経て、数日でそのバージョンを公開できる見通しです。しばし御猶予を頂けましたら幸いです。
- アイテム登録の選択肢が表示されない 初め、アイテム登録の選択肢がどこにも表示されませんでした。その後奇跡的に何故か表示されたのですが、選択しても何も起こりませんでした。早急に対応をお願いします。
- いいアプリだと思います! 使い方の事をレビューしてる人がいましたが、ちゃんと書いてありますので、しっかり確認した方が良いと思います。用途も人によって様々あるので、自分に合った使い方をしていけばいいと思います!
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