消しゴムで全て消せたら爽快だろうけど アイデンティティに関する海外のストーリーを楽しむ時に考えてしまうのは日本語を使う民族のセンシティブさ。誰が言ってもI don't knowでも日本語だと「ウチ知らないっちゃ」「ワシは知らないのだ」「オラ知らねえぞ」「ワイ知らへんど」とキリがない恐怖、しかもどんな人が言ってるか想像出来ちゃう素晴らしさ。細かいニュアンスが理解出来るようになるまで義務教育やコミュニティで相当な苦労を英語学習など犠牲にしつつ学んだ結果、漫画読む時などは超便利だけど上下関係や老若男女の差異など面倒な事が多すぎる。For here or to go?で済む国と「こちらでお召し上がりになられますか?それともお持ち帰りになさいますか?」の国とでは様々な差別に対する感覚も全然違うに決まっている。社会的な環境で常々感じている人は此のようなゲームや漫画に関心を持っているので認識を変えれるけど、一般的では無い故に世間は無自覚なので諦めに似た許容を選択せざるを得ない事が多い。結局、状況を打開する為には経済的なバランスシートの俎上に載せて利害をハッキリさせる以外にないだろうから、カリキュラムを増やして表層的に慣れていくしかないと思うと、もっとゲームや漫画が売れれば良いのにって感じる。