Getting Over It (総合 29456位)
価格 : 700円
App Store 評価 :
4.3 (評価数 : 4,497)
カテゴリー | その他のジャンル (ゲーム) |
バージョン | 1.14 |
App Store 更新日 | 2021/07/26 |
開発者 | Bennett Foddy |
対応機種 | iPhone(iOS 13.0以降)、iPad(iPadOS 13.0以降)、iPod touch(iOS 13.0以降)、Apple Vision(visionOS 1.0以降) |
対応言語 | |
サイズ | 248.3MB |
情報取得日 | 2024/03/29 |
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概要
特定の人に向けて、
誕生した、ゲーム。
特定の人を、傷つけるために。
• ハンマーと大釜だけで、壮大なる山を制覇
• 問題に対する少し哲学的なコメントも随所に登場
• 実力に応じて、2時間〜最大で無限に続く苦痛の時間(試験者の最速クリア時間は5時間…しかし平均値は…ほぼ無限)
• 全ての成果が瓦解する(幾度となく)
• 今まで味わったことのないレベルの葛藤
レビュー
- 本当にこのゲームは心に残った 動画で見てスマホ版で遊んだが始めたては最初の木すら登ることが困難だったが、時を重ねていくうちにつき進んでいけるようになった。何度も最初の地まで転落しては登り、、、
そうして私は蛇のいる所にたどり着いたが、その蛇になにか気にかかり、何を思ったかそれを伝ってみる事にした。ざざと降って行った先にあったもの、それはゴールでも、そこから進んだわけでも無かった。このゲームの始まりにたどり着いてしまったのだ。私は深い後悔だけが頭に残るばかりでしたがしばらくした後にここからが本当のスタートだったのだと。そもそもの話この主人公は何者なのかと。様々な疑問が浮かび上がって仕方なくなり、私はこのゲームを一時期遊ばなくなってしまった。いや、このゲームにおいて遊ぶという概念は無いのかもしれない、生き抜くと言う方が私はしっくりきた。私はこの瞬間このゲーム内での「生き抜く」を諦め、死んだといっても過言ではない。いつしか私はこのゲームのことを忘れかけてしまっていた。そのとき、このゲームの動画を見かけた。その人は諦めずに戦っていった結果、このゲームをクリアしていた。
ああ、私はなんて諦め早いのだと、自分に呆れた。
気が変わった私はこのゲームを始めた。最初の地に私はいた。
当たり前だ、私はそこで諦めてしまったんだから。
何故か私のプレイスキルは鈍ってはいなかった。実は心の奥底でこのゲームの事をずっと気にかけていたのかもしれない。
何度も転落しそうになったが、スイスイ進むことができた。
そうして例の場所に来ていて、同じ過ちは繰り返さぬと、油断はしなかった。上にぶら下がっていたバケツを駆使して突き進み、私は気がつけば無重力の空間にいた。宇宙の先には何があるのだろうと隕石を蹴って、まるで天国に召されるように上がっていった。
鼓動が高鳴り、私はハッとした。そう。そこにはゴールが待っていたのだ。私は感動した。やり遂げた。途中で諦めてしまったこともあったが、それでも私は成し遂げた。
だけど、このゲームの真の始まりは、ここからだと言うことを、
今の私は知る由もなかった。
- 「諦めるな」 ーー人生山あり谷ありーー 有名なことわざである。 「生きていれば辛いこともある。 しかし、それを乗り越えたあとには、楽しいものがある」 。 このゲームはまさにこの言葉を体現している。 だってもはや物理的に登ってんだもの。 人生では、いままで積み上げたものが一瞬にして0に戻る。 これは生きていく中で珍しいことではないし、むしろそんなことばかりだろう。 そこで、もっとも重要なのは、「諦めないこと」である。 「今日はもういいや」「もう、無かったことににしよう」これらは全て諦めである。 人間に不可能はない。 事実、わずか100年で、一人乗りの飛行機は500人以上載せられるように、わずか40年でドット絵から現実以上の絵を作り出せるようになった。 そして、今となっては人間を超える存在を、人間自身が作り上げてしまった。 私は決して「人間讃歌は勇気の讃歌!」などと叫ぶ人間ではない。 しかし、この話を聞くと、不思議と心が熱くなるのだ。 「人間はいつかきっと、私の想像を超えてくれるだろう」と。 これを、「人間に不可能はない」という言葉以外でどう表そうというのだ。 あと100年もすれば、人間が車にトランスフォームする可能性だって大いにあるし、もはや人間は実体を持たず、「思念体」に変化することもありうるだろう。 しかし、そこには「諦め」という、大きな足枷が存在する。 「諦め」は最も非生産的かつ、非合理的である。 さらに、「諦め」 とは、自分のしたいことから逃げる行動でもある。 自分のしたいことから逃げる…全くもって矛盾している。 このゲームでも、私は何度も何度も落下した。 難しいところをクリアした…と思ったら、そこの手前へ落ちたことも一回や二回ではない。 私は落下途中、アプリをリセットして、なんとかやり直そうともした。 しかしそれは許されない。 落下中の状態から始まるのだ。 ーーもういやだ。やりたくない。 何度も思った。 しかし、そのときいつも決まって聞こえてくるのだ。 「諦めたらそこで登山終了だよ」と。 不思議と安西先生と壺男のシルエットが重なる。 この言葉があったからこそ、私はがんばれた。 登れた。 諦めなかった。 この教訓と心構えは、個人が重要視される現代において、最も大切なものではないだろうか。 そして、その教訓が役に立つ日が必ず来るのだ。 難しい。面白くなさそう。でも、お高いんでしょう?めんどくさい。他のゲームしたい。 これらを我慢しても尚、あなたたち、いや、全人類がプレイする価値のあるゲームがある。 それが、Getting Over Itである。 私には夢があるーーーそれは、「幸せ」になることだ。 私には夢があるーーーそれは、人類の発展の「土台」となることだ。 私には夢があるーーーそれは、いつか人間みんなが手を取り、幸せな世界を築き上げることだ。 私は声を高らかに言いたい。 「ありがとう」と。 制作者様に。あなたたちに。人間に。 ーーーー改めてこの場を借りて、制作者様に感謝を捧げたい。 本当にありがとう。
- 人生 YouTubeで実況していたのを見てそこから始めました。見ていて難しそうなぁ、でもやりがいがありそう!と思い購入に至りました。
でもそこから地獄が始まったのです。最初の木でかなり苦戦してイライラして、その後の斜めった家で更にイライラして。そしてその怒りはだんだんと壺男にいきました。なぜお前は壺に入っているのか、なぜハンマーを脚代わりにして前に進もうとしているんだ馬鹿じゃねえかと。その後一週間程放置し、壺男を見放しました。いつアインストールしてやろうかと機会を伺っていました。しかしその時思ったのです。じゃあ誰がこの壺男をゴールまで導いてあげるのだろうと。そう、それは紛れもない私自身しかいない、と。そこから数時間格闘し、何度も挫けそうになり、安定してきた時にその出来事は起こりました。そう、落下。それもかなりの。
私は言葉を失いました。まるで私の人生のようだと俯瞰的に思いました。思うようにいかないままの人生。落ちては上がっての繰り返し。
だが、それでいいじゃないか。人生皆違うが社会的成功者だって必ず落ちた時があったはず。そう、このゲームは人生だったのです。ハンマーという脚を使い、ただひたむきに上を目指し続ける。その繰り返し。うまくいっていたのに急に落下した?それがなんだ。諦めるなんて言語道断、私の人生にそんな言葉はいらない。プレイする時間が長くなるにつれ、壺男が他人だと思えなくなりました。こいつは私自身。諦めるも抗い続けるもいつだって私自身なのです。
購入しようか迷っているあなた、ぜひ挑戦してみてください。最初は嫌になってストレスしか溜まりません。しかしやりがいがあるのも事実。私は最初の場面でイライラしすぎて近くにあったiQOSを投げたらテレビが割れました。ですがこのゲームのレビューをたくさん見ているであろうあなた、それでもやろうとするならばあなたは間違いなく勇者です。さぁ、壺男と共に理不尽に抗いただ上を目指し続けるのです。
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