人間ボウリング (総合 11485位)
価格 : 無料
App Store 評価 :
4.5 (評価数 : 8)
カテゴリー | カード/パズル (ゲーム) |
バージョン | 1.0 |
App Store 更新日 | 2016/06/29 |
開発者 | Pinbit LLC |
対応機種 | iPhone(iOS 6.0以降)、iPad(iPadOS 6.0以降)、iPod touch(iOS 6.0以降) |
対応言語 | 英語 |
サイズ | 82.2MB |
情報取得日 | 2024/11/27 |
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概要
※『人間ボウリング』とは?
『人間ボウリング』は人間をボウリングのボールに見立てて遊ぶ、庶民派シュミレーションゲームです。
小学生、中学生、高校生〜大人まで、簡単なので誰でもプレイできます。
※あそびかた
このゲームにはチャレンジモードとフリープレイの2種類のモードがあります。
チャレンジモードでは、数十種類のステージを順番に遊ぶことができます。クリアすることで新しい『ボール』が開放されます。どの『ボール』を使うか考えましょう。パズルのように難しいステージもあるので友だちなどにアドバイスをもらうのもいいです。
ランキングプレイは、世界中のプレイヤーと競い合えます。
あなたは1位になれますか?
※最後まで無料でプレイできるよ
課金は一切なし!無料でいつまでも遊べます。
【注意事項】
このアプリは物理エンジンを使っているのである程度の性能のスマートフォンが必要です。
参考:ポケモンGOが動く端末であれば快適に動作すると思います。
レビュー
- 帰結主義〜映画の大団円はフェイクなのか〜 みなさんは今何をみているだろうか。
ほとんどの人はこのレビューを見ているだろうが、多くの場合、目に見えるものが全てとは限らない。
よく漫画やドラマなどで「伏線」という言葉を耳にするが、これは後のストーリーの内容を示唆するがこれに気づかない人も多い。似たようなものに「帰結」というものがある。ここからは具体例を挙げて話を進めていく。
まず、1998年公開のアメリカ映画「トゥルーマン・ショー」である。離島・シーヘブンで保険会社に勤めるトゥルーマン・バーバンク(ジム・キャリー)は、「おはよう! そして会えない時のために、こんにちはとこんばんは!おやすみ!」が口癖の明るい青年である。彼は生まれてから1度も島から出たことがない。それは子供の頃、父と一緒にヨットに乗って海へ出ていた時に父の警告を無視して船を進め、父を亡くしたことで水恐怖症を患ってしまったことが原因だった。
ある日、彼がいつものように近所の住人に挨拶をして出社しようとすると、空から突然ライトが降ってくる。それには「シリウス(おおいぬ座)」と書かれていた。直後のラジオで「航空機からライトが脱落した」とのニュースが入り、トゥルーマンも気にしなくなったが、いつものように新聞を買ったあと、雑踏の中で1人のホームレスの老人が現れる。それは海に沈み亡くなったはずの父親だった。しかしその直後、老人は瞬く間に何者かに連れ去られてしまう。トゥルーマンはそのことを母に伝えるが、見間違えだと言って取り合ってもらえない。これをきっかけにトゥルーマンは周囲の様子を不審に感じ始める。実はトゥルーマンは生まれた時から人生の全てを24時間撮影されており、そのままリアリティ番組『トゥルーマン・ショー』として世界220ヶ国で放送され続けていた。彼の住む“世界”は巨大なドーム状のセットで、太陽や月、星々も機械仕掛けの照明装置に過ぎず、雨や雷鳴などの気象も人為的な演出である。そして何より、トゥルーマン以外の人物は全て俳優であった。加えて、この番組ではCMは入らず、番組中で商品の宣伝(プロダクトプレイスメント)が行われており、親友マーロン(ノア・エメリッヒ)や妻メリル(ローラ・リニー)も日常の中でさりげなく宣伝を行っていた。そんな中で番組側のミスが重なり、周囲の異常さを確信したトゥルーマンは真実を知ろうと行動する。病院へ出勤した妻を追って手術の様子を覗き見ると、明らかに様子がおかしく素人にしか見えなった。すぐさま島から出ようとするが、不可解な理由やトラブルによりどうしても出発できない。自ら車を運転してなんとか町を出ても事故で通行止めになっていて先には進めない。一度は諦めようとするが、会ったこともない警官から「トゥルーマン」と呼ばれると、車から飛び出して通行止めを強行突破する。しかし、すぐに拘束されて家に連れ戻されてしまった。翌日、いつもと変わらぬ様子を見せるトゥルーマンだが、夜は地下室で寝るようになっていた。その違和感に気付いた番組プロデューサーのクリストフがマーロンを向かわせると地下室にトゥルーマンの姿はなく、番組の放送は一時中断される。やがて見つかったトゥルーマンはヨットに乗って島から出ていた。クリストフは嵐を発生させて引き返すように仕向けるが、トゥルーマンは諦めずヨットに体を縛り付けて抵抗する。彼の覚悟を知ったクリストフが嵐を止めさせると、やがてヨットは書割の空に激突した。
ついに“世界”の端へとたどり着き、出口の扉を開けたトゥルーマンに、放送室にいるクリストフはマイクを使って話しかける。トゥルーマンを我が子のように思っているクリストフは彼を説得するが、何も答えない彼に「何か言ってくれ!」と言う。するとトゥルーマンは突然カメラに向かって笑顔を見せ、いつもの調子で「会えない時のために、こんにちはとこんばんは!おやすみ!」と口癖を言い放つ。唖然とするクリストフを尻目に、トゥルーマンは扉を抜けてセットの外の世界へと踏み出し、画面から去っていく。視聴者は誰もがトゥルーマンの選択に沸き立つが、騒然とする番組スタッフは放送を中止する。
これが主なあらすじだが、物語の最後では、次に見る番組を探す視聴者がチャンネルを切り替えるところで映画が終わる。ここからわかるように、初めはトゥルーマンに向いていたカメラが、最後には視聴者に向けられているのである。つまり、本来自分が見ていると思っているものでも、実際は見られているかもしれないということを、帰結を使って表現したのである。
次に1997年公開の映画「ライアー・ライアー」である。主人公のフレッチャー・リードは自他共に認める一流の弁護士。どんなに無理な依頼でも、彼は得意の“嘘”で無罪を勝ち取ってしまう。そのいかなる時も嘘をついて切り抜ける姿勢は私生活でも変わらず、そんな彼に妻のオードリーは愛想を尽かして息子のマックスを連れて出て行ってしまう。それでも彼は嘘をつくことをやめず、マックスの誕生日パーティをすっぽかし、またも適当な嘘でごまかすのだった。その夜、傷ついたマックスは「パパが一日だけでも嘘をつきませんように」と神に願う。するとフレッチャーは絶対に嘘をつけないようになってしまった。そして順調だった彼の人生は一変する。
物語の最後では妻オードリーと他の男が飛行機で飛び立とうとするシーンがあり、フレッチャーは追いかけてオードリーを引き止めようとする。そこで、男はそれを快諾する。フレッチャーとオードリーは復縁するというハッピーエンドに見えるが、男にとってはそうではなく、逆に男がそれを認めなければバッドエンドになっていただろう。この大団円は見せかけのものであり、言ってしまえばフェイクなのである。
このように、一見普通に見えても、実際は異なる意味合いを持つこともある。しばしば物理学などで光について説明する時、見方によって形や性質が変わるいわば円柱のようだと表されるように、身の回りのどんな些細な出来事でも見方を変えたり、深く考えたりすることで、案外見え方が変わって面白いかもしれない。
- 最高 最高です。
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