はめあい公差計算アプリは、入力した直径の値から「穴」と「軸」のはめあい公差を計算します。はめあい公差はJISに定められた値となっております。
直径の値を入力し、公差域ボタンで公差域を選択し、公差等級ボタンで公差等級を選択するだけで、「穴」と「軸」のはめあい公差の値が表示されます。
また、選択した穴と軸の組み合わせから、はめあいの種類(すきまばめ、中間ばめ、しまりばめ)を判別します。そして、最小すきまと最大すきまを計算し、すきまの場合はプラスで表記し、しめしろの場合はマイナスで表記します。
なお、直径は3150mm以下の入力が可能です。ただし、入力桁数は6桁に制限しております。
対応している公差域と公差等級は下記の通りです。
【穴の公差域】
A, B, C, CD, D, E, EF, F, FG, G, H, JS, J, K, M, N, P, R, S, T, U, V, X, Y, Z, ZA, ZB, ZC
*注1) AとB穴は基準寸法1mm以下には使用しません。
*注2) JS7〜JS11は、IT/2がマイクロメートル単位の整数となるように、小数点以下を切り捨てています。
*注3) J穴の公差等級はIT6〜IT8のみです。
【軸の公差域】
a, b, c, cd, d, e, ef, f, fg, g, h, js, j, k, m, n, p, r, s, t, u, v, x, y, z, za, zb, zc
*注4) aとb軸は基準寸法1mm以下には使用しません。
*注5) js7〜js11は、IT/2がマイクロメートル単位の整数となるように、小数点以下を切り捨てています。
*注6) j軸の公差等級はIT5〜IT8のみです。
【公差等級】
IT1〜IT18
*注7) 公差等級IT14〜IT18は基準寸法1mm以下には適用しません。
*注8) 500mmを超える基準寸法に対する公差等級IT1〜IT5の公差の値は実験的に使用するための暫定的なものです。