ADV トガビトノセンリツ (総合 5457位) ※1900/01/01時点
価格 : 無料
App Store 評価 :
4.3 (評価数 : 151)
カテゴリー | アドベンチャー (ゲーム) |
バージョン | 1.0.1 |
App Store 更新日 | 2017/04/26 |
開発者 | Kotobuki Solution Co., Ltd. |
対応機種 | iPhone(iOS 8.0以降)、iPad(iPadOS 8.0以降)、iPod touch(iOS 8.0以降) |
対応言語 | 英語 |
サイズ | 48.5MB |
情報取得日 | 1900/01/01 |
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概要
呪われた監獄で、トガビトは歌う。罪深き青春を、息の根絶えるまで。
禁断の殺人ゲームに導かれた、11人の若者の物語。
■監獄へ、ようこそ
秋休みの課外活動中、突如拉致され『監獄』に招かれた、私立志加田第三高校・管弦部の一行。彼らに課せられたのは『プリズナーゲーム』と称する理不尽な殺人ゲームへの参加でした。
彼らはゲームに抵抗しようとしますが、その意志に反し、徐々に揺らいでゆく信念、侵食する狂気、剥がれ落ちていく各々の仮面――そして、全ての因縁が明らかになったとき、彼らはどのような結論を出すことになるのでしょうか。呪いの旋律に彩られた、11人のトガビトの青春の軌跡を、見届けて下さい。
■サイコサスペンス・ノベルアドベンチャー
『トガビトノセンリツ』は、テキストを読み進めることで物語が進行するノベル型アドベンチャー・ゲームです。要所ごとに出現する選択肢は、主人公である竹井和馬に、死か生かの二者択一を迫ります。
一度ゲームをクリアすることで『裏モード』が解禁され、要所要所で各キャラクターの本心や裏シーンを覗き見ることが可能となります。裏モードで明らかになる事件の真相、そして物語の真の結末は、必見です。
■コンテンツ大幅強化!
携帯電話向けアプリ版から大きくパワーアップした『トガビト』。大画面化を果たし、画質・音質が大幅に向上、スマートフォンのタッチ操作に完全対応し、デジタルノベルとして快適に読むことができます。
各キャラクターの過去背景を独白形式で読むことのできる『断片集』に、ついに『くるみ』『千鶴』の物語が登場。
さらには禁断のifストーリー、あの日あの時山中で拉致されなかった場合の、めちゃくちゃな管弦部合宿の光景を楽しむことができる『無名の断片/空が晴れていた場合』を完全書き下ろし収録! 携帯電話版をお楽しみ頂いたお客様にも、お楽しみいただけること請け合いです。
※プレイ動画を公開される場合※
公開可能範囲には制限があります。必ず以下の「ガイドライン」をご参照ください。
http://www.kemco.jp/guideline/fan_movie.html
【次回作の情報など開発チームのあれこれが見れる!?ケムコのADVポータル】
http://kemco.adv-game.com/
※iPhone 6s及びiPhone 6s Plusでの動作について
iOS 9.0にて、ボタンをタップした際に反応が悪くなる問題を確認しております。
iOS 9.1にアップデートすることで解消される可能性がございますので、お手数ですがソフトウェアアップデートをお試しください。
レビュー
- ハッピーエンドとは言い切れないけどスッキリエンド このゲームは同作者の、レイジングループや鈍色のバタフライと同じように、2週目で「他の登場人物の内心が、主人公と同じように描かれるようになる」要素があるんですが、このトガビトノセンリツはその2作に比べ、2週目で大分付け足されます。
クリア後要素というより、もはや第二章って感じです。特に後半。
矛盾点とかも2週目で消えるのでご安心ください。
それとデスゲームとは言っても、はじめまして同士で始まる多くのデスゲームものと違って、仲良しグループにデスゲームをさせる事から分かるように、基本的に感情の動きを楽しむストーリーです。
なので、基本的には『プリズナーゲーム』のゲーム的な部分を深く考えた所で、『プリズナーゲーム』の主催者という登場人物の性格的な意味でも、このストーリーの趣旨的にもあまり意味はありません。
とはいえゲーム部分も二転三転してつまらない訳では無いので、そこは受け身に楽しんで、主人公や周りの登場人物たちの過去や今の感情に想いを馳せたほうが楽しいです。
あと文章力はそこまで高くないですが、情景描写が微妙なら微妙で自分の想像力で補うだけなのと、本当に重要な部分は図で分かるのがノベルゲーの良いところなのであまり気になりません。
序盤のキャラのノリが痛い?ボカロを最初は微妙だと思うのと同じです。ノリが痛いラノベやノベルゲーを読み漁って慣れればこれはこれで楽しめます。
あとはBGMですが、個人的には微妙だったのでオフにして読んでました。持論なんですが、ノベルゲーはボイスとBGMがあるから良いのでは無く、「ボイスとBGMのオンオフを切り替えられる自由」があるから良いんですよ。トガビトノセンリツには元からボイス無いですが、レイジングループではボイスオフ,BGMオンにしてめっちゃ楽しかったですし。
あとは、鈍色のバタフライとストーリーが繋がってないことも無いので、鈍色のバタフライ読んでからの方が多少楽しみは増えます。
- 読者を選ぶ作品 レイジングループから同一作者ということでプレイ。
二作やるくらいなので、基本的にこの作者が好きな人のレビューになります。
システムは少し不便。
シナリオチャートがなく選択肢ではセーブ推奨という、昔ながらのノベルゲーといった風情。
文書表現は好き嫌いは分かれる感じ。
このノリが好きか嫌いかで作品評価が大きく変わりそうです。
BGMは旋律がテーマな割には今ひとつ。
ここにもう少しパワーがあれば、もう少し味が出たんじゃないかなと凄く残念です。
続いて内容ですが。
タイトルにした通り、この作品は特定の方向性をもつ読者を想定した[読み手を選ぶ]モノです。
敢えて言えば、[こんな見つけにくいコンテンツをわざわざ見つけてプレイしうる、ネガティブな中高生]がメイン読者なのかなと。
私はいい年こいたヲッサンなので、かなりズレています。残念です。とても。
減点要素としては。
課金が必要になるまで値段が分からなかった点。
エクストラシナリオがほぼ蛇足であった点。
テーマが強すぎてデスゲームモノとしては、完成度はそこまで高くなかった点。
この3点が明確な減点要素です。
まあ、つまりデスゲームだヒャッハーな人はあんまり合わないんじゃないかなぁと。
あ、エクストラはお好みでどうぞ。
ただ、最後に。
ここまで読まれた貴方がもし。
辛い状況にある、中高生であるなら。
この作品は、貴方のためにこそ書かれたモノですよ。とだけ。
- 素晴らしい! が好みは分かれそう。 大事なのは、2周読んで完結ということです。1周目は後味悪いですが隠された部分があるためであり、2周目の隠しモードで色々と解明するので大丈夫。特にエンディングは大きく変わります。
機能•操作面で若干不便ありですが、キャラクターやストーリーはとても好きでした。
ストーリーはホラーメインではあるが、ギャグシーンや色恋要素が意外と多いです。私は両方とも好きでしたがホラー100%を求めてる人には厳しいかも。
ハッピーエンドとは言い難いですが個人的には好きな結末。2周目の真エンディングではぼろぼろ泣いてしまいました。最後のCG見た瞬間涙が止まらなかった。。
キャラ間のノリを楽しめるか&エンディングを受け入れられるか で評価は大きく変わりそう。
プレイ時間は1周するのに7、8時間くらいですかね。2周でゴールなので十数時間かかります。
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